キャラデザの神技をまるごと明かす!
髪の作画に定評のあるキャラクターデザイナーParyiが、どのように考え、どのように描いているか、まとめて語りつくす!



髪でキャラの魅力を最大限に引き出す、描き手必携の作画バイブル
『Paryiが全力で教える「髪」の描き方 ヘアスタイルにこだわる作画流儀』は、イラストを描くすべての人に向けて、“髪”というパーツが持つ表現力の奥深さと描写の楽しさを教えてくれる一冊です。著者であるParyi氏は、繊細で美しく、かつ個性あふれるキャラクターイラストで人気のイラストレーター。数々のSNS作品や書籍、企業案件などで活躍する氏が、自らの作画ノウハウを惜しみなく公開した本書は、初心者から中級者、さらにはプロ志望者まで、幅広いレベルの読者にとって役立つ内容となっています。
髪は“顔”と同じくらいキャラクターの印象を決める
キャラクターを描く上で、髪型は性格・年齢・雰囲気といったイメージを決定づける非常に重要な要素です。例えば、同じ顔でも髪型が違えばまったく別人に見えることもあります。本書では、ただ「それらしく描く」のではなく、「キャラを表現するための髪」を描くために必要な考え方や技術が丁寧に紹介されています。
理屈よりも“見せる”ための描き方を重視した実践的アプローチ
Paryi氏の作画スタイルは、リアルな髪の構造に基づきながらも、あくまで“魅せる”ことを目的としています。そのため本書では、細かい頭蓋骨の構造にとらわれすぎず、髪の流れやボリューム、光の当たり方、質感表現といった視覚的効果をどう活かすかに重点が置かれています。ページをめくるごとに、実例と共に語られるParyi氏のこだわりが伝わってきます。
ロングヘア、ショート、ツインテール――バリエーション豊富なスタイル別解説
髪型のバリエーションに応じて、描き方のポイントは大きく変わります。本書ではロングヘアやショートヘア、ポニーテール、ツインテールなど、さまざまなスタイルごとに分かりやすく解説されており、「こう描けばいいんだ!」と腑に落ちるヒントがたくさん見つかります。また、前髪やもみあげ、毛束の流れ方など、細部まで気を配った内容で、ヘアスタイルの個性を描き分ける力が身につきます。
動きのある髪、濡れた髪、逆光の髪――“雰囲気”を描く応用テクニックも充実
基本的なスタイルの描き方だけでなく、風に揺れる髪、濡れてまとわりつく髪、光に透ける髪といった、雰囲気重視のシチュエーション描写についても詳しく扱われています。これにより、ただ正確に描くだけでなく、「印象に残る髪」「ドラマチックな演出としての髪」の表現が可能になります。絵に奥行きやストーリー性を加えたい人には特に嬉しい内容です。
作例・ラフスケッチ・レイヤー構成まで公開された贅沢なページ構成
Paryi氏による描き下ろしの作例が多数掲載されており、ラフスケッチから完成までの過程や、レイヤーの重ね方、塗りの手順までも丁寧に説明されています。「プロがどうやって絵を仕上げているのか」が視覚的にわかる構成で、真似しやすく、すぐに自分の絵に応用できます。特にデジタルイラストを学びたい人にとっては、非常に参考になるでしょう。
“髪だけで世界が変わる”ということを体感できる一冊
本書を読めば、髪というパーツがいかに強い表現力を持っているかを実感できるはずです。一見シンプルなストレートヘアでも、光の表現や毛束の流し方ひとつで印象は大きく変わります。キャラクターの魅力を最大限に引き出すには、髪をないがしろにはできません。Paryi氏の熱量と観察力が詰まった解説は、読者の“描きたい”気持ちを強く刺激します。
初心者にも、中級者にも、プロ志望にも――すべての「絵描き」に贈る技術と情熱の書
難解な理論は最小限に抑えられ、図解とともに直感的に理解できるよう構成されているため、これから絵を学ぶ初心者でも安心して読み進められます。一方で、表現の幅を広げたい中級者や、差をつけたいプロ志望者にとっても、実践的かつ深い気づきに満ちた内容です。読後には「もっと髪を描きたい」と思わせてくれる、そんな熱を持った技術書です。
「髪」が描けるようになれば、キャラクターがもっと生きる――それを教えてくれる一冊
『Paryiが全力で教える「髪」の描き方』は、キャラクターイラストの“魅力”を根本からレベルアップさせたい人にこそ手に取ってほしい一冊です。「髪」が主役になれる。そんな気づきと実感が、あなたの表現の幅を一段階上へと押し上げてくれることでしょう。プロの視点とやさしいまなざしが同居する、Paryi氏の“全力の教え”を、ぜひその手に取って感じてください。
<アマゾンの商品ページはこちらから>